ファシズムは最初、民主主義のもとで合法的に誕生します。その後で、民主主義を食い破っていきます。今、もしファシズムみたいなものが生まれつつあるとしたら、その親は私たちです。私たちの無関心や、余計なことには関わりたくないという気持ちや、暴力的な「勇敢さ」への熱狂が、強権の拡大を生んでいるのです。でもまだ、民主主義は破壊され尽くしてはいません。それが機能しているうちなら、止められます。遅くはないけれど、最後の機会でもあります。自分たちを変えることで、安倍政権を機能させなくしましょう。それが私たち自身を救う唯一の道ですから。

星野智幸(作家)

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