世界中で戦争を起こしてきたアメリカと軍事行動を共にすることが「平和」につながるなど、むちゃくちゃ言うのはやめてください。
「戦争もあり」という国は、「時として人殺しもあり」という価値観を持つということです。
そういう価値観で子どもを育てるということです。
「戦争もあり」の国では、人殺しや、人殺しの道具を作ることを生業とする人が必要となります。
 親が、人殺しや、人殺しの道具を作ったり売ったりして得た収入で、育っていく子どもが存在することになるということです。
 人殺しの訓練を受けた人が、隣人になるということです。
 戦場で心を深く傷つけた人が、親として、隣人として日常を共にすることになるということです。
 「日本」を背負ってどこかの国の誰かを傷つけたら、私たち「日本人」が「日本人」であるという理由で恨まれるであろうということです。
 純粋な探究心で取り組んだ研究が、人殺しにつながる確率が上がるということです。
 安倍首相、そして、取り巻きのみなさんが強行に進めようとする「安保法案」のその先にあるのは、どう考えても緊張の高まった憂鬱な社会です。
 私たちの、そして、これから生まれてくる世代の、かけがえのない人生を邪魔するのはやめてください。
 本当に、迷惑です。
 安倍政治は、終わってもらいましょう。

西山利佳(児童文学評論家)

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